糖化と酸化を防ぐ効果が?!カルノシンってなに?

カルノシンはエイジングケアに期待の成分

からだや肌の老化の原因で気になるのが酸化と糖化ですね?

シミやしわ、たるみやくすみなど、さまざまな肌悩みを引き起こしてしまいます。

カルノシンは、アンチエイジングや健康を意識する方にはよく知られた「イミダゾールペプチド」という成分の1つ。
抗酸化作用と抗糖化作用、抗疲労効果のあることから、サプリメントとして名前が知られるようになってきました。
そして、今ではエイジングケアのための化粧品成分としても少しずつ知名度が上がってきています。
この記事ではカルノシンとは何か、化粧品成分としての効果や役割、安全性などをできるだけ詳しく紹介します。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「カルノシンは糖化と酸化を防ぐ!化粧品成分の効果と安全性は?」の記事を参考に、カルノシンの効果や役割、安全性などについてご紹介します。

カルノシンのエイジングケア効果に期待する女性の写真

カルノシンの化粧品としての効果や安全性

カルノシンは、分子量が約226ダルトンのとても小さな成分です。
もともとアミノ酸は分子量が小さいのですが、それが2つ結合してできたジペプチドであるカルノシンも同様です。
そのため、表皮の角質層には浸透すると考えられます。
そして、アミノ酸なので保湿のはたらきもあると考えられます。
ただ、カルノシンが注目されているのは、抗酸化力や抗糖化力によるエイジングサインへのはたらきです。
そのため、抗糖化化粧品やドクターズコスメなどのエイジングケア化粧品などで配合されるようになってきました。
たとえば、カルノシンは、できてしまった活性カルボニルを消失させ、肌のハリやシワを改善するはたらきが期待されています。
カルボニルとは、紫外線ダメージなどで肌のたんぱく質が酸化されると細胞内に発生する物質です。
これが増えてコラーゲンが変性してしまうことがカルボニル化です。
カルノシンにはこれを防ぐ作用があります。
また、基本的には化粧品成分として認可されているので、安全な成分と考えられます。
アミノ酸の分子が2つくっついたペプチドなので、刺激性もないと考えられます。
したがって、どんな肌質の方でも使うことが可能です。

ケアできる肌悩みは?

カルノシンには、保湿効果が期待できます。だから、乾燥肌対策にも使えます。
保湿ができることでターンオーバーが正常化し、バリア機能を正常に保つことが期待できます。
しかし、それに加えて期待したいのは、酸化や糖化を防ぐこと。
コラーゲンやエラスチンが糖化することで、黄ぐすみの原因になります。
また、肌の酸化によって肌のたるみほか、ほうれい線やしわなども目立ちます。
カルノシンは、これらのエイジングサインに対して、予防美容的な効果が期待できます。
ほかにも、目の下のたるみやくま、たるみ毛穴などにも予防的に使うことができます。
さらに、カルノシンの酸化を防ぐはたらきで、紫外線のアフターケアにも使えます。
年代としては、エイジングサインが目立ち始める30代はもちろん、40代や50代以上のエイジングケア世代におすすめです。

カルノシンを使う際のポイントとは?

カルノシンは、エイジングケアや美肌にとってとても良いはたらきがありますが、これだけですべての肌悩みをケアできるわけではありません。
従来からある保湿成分やエイジングケア化粧品成分、また、そのほかの新しい機能性の高い成分もあわせて上手に使うことが大切です。
たとえば、保湿ケアに力を入れたいならセラミドと一緒に使うことがおすすめです。
ほかにも最近では、フィラグリンを増やすマンダリンオレンジ果皮エキスやカワラヨモギ花エキスも保湿や肌荒れ予防におすすめです。
エイジングケアを強化したいなら、コラーゲンを増やす成分であるナールスゲンやネオダーミル、ナイアシンアミド、ビタミンC誘導体、レチノールやレチノイン酸トコフェリルなどの成分と一緒に使うことで、肌のハリへの一層の効果が期待できます。
また、酸化を防ぐはたらきのある金コロイド、プラセンタエキス、注目のヒト幹細胞培養液を一緒に使うこともおすすめです。
もちろん、美肌のためには、食事や睡眠など、内側からのアンチエイジングも大切です。

まとめ

ナールスエイジングケアアカデミーの「カルノシンは糖化と酸化を防ぐ!化粧品成分の効果と安全性は?」の記事を参考にして、カルノシンとは何か、また化粧品成分としてのはたらきや効果、安全性についてご紹介しました。
この記事を参考に、糖化や酸化などの肌悩みにカルノシン配合のエイジングケア化粧品を上手に活用してくださいね。

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