年齢を重ねると、乾燥、しみ、くすみ、しわ、たるみなどのエイジングサインが増えていきます。このようなエイジングサインを見つけてからエイジングケア化粧品を使いはじめる方が多いと思いますが、それって正解なのでしょうか?
気になったので、ナールスエイジングケアアカデミーの「エイジングケアって、いつから(何歳から)始めればいいの?」を参考に、エイジングケアを始める最適なタイミングを探っていきたいと思います。
エイジングインデックスでお肌の中をチェック
「ターンオーバ―の期間」「女性ホルモンの1つであるエストロゲンの量」、「お肌の水分量」、「皮脂の量」、「セラミドの量」、「コラーゲンの量」、「エラスチンの量」、「ヒアルロン酸の量」の8つを年齢別で指標化したエイジングインデックスで見てみると、25歳でセラミド、コラーゲン、エラスチンなどが少しずつ減りはじめていました。30歳ではコラーゲン、エラスチンの減少は顕著になり、お肌の水分量や皮脂量も減っていきます。
25歳というと、「お肌の曲がり角」と言われていますが、見た目はキレイでも、お肌の中は本当に曲がり始めているようです。
自分自身のエイジングサインをチェック
お肌の中の計測は、今すぐやろうと思ってもできないので、次のリストでチェックしてみましょう。
当てはまるものにチェックしてみてください。
□ ファンデーションのフィット感が悪い日が多くなってきた
□ 頬に雫型の毛穴が複数ある
□ 目元のシワが気になることが多い
□ 口元のほうれい線が目立ってきた
□ 今まで使っていた化粧品で刺激を感じるときがある
□ 年齢を重ねてから肌表面がテカることが増えてきた
□ 以前より顔が大きくなった気がする
これらは全てお肌の老化のあらわれなので、一つでも当てはまるものがあったら、エイジングケアはすぐにスタートすることをお勧めします。
結局何歳からエイジングケアを始めるのが正解?
エイジングインデックスは指標で、実際のところは個人差があります。とはいえ、エイジングサインが複数できてから始めるよりも、まだできはじめくらいの方が長い目でみると効果的なのではないでしょうか?
25歳を過ぎていて、先ほどのチェックリストに該当するものが出てきたら、その時がエイジングケアを始めるタイミング。年齢の目安としては30歳前後だと考えます。
エイジングケア化粧品の選び方
エイジングケア化粧品を選ぶときは、基本は肌悩みに合わせて選ぶかと思いますが、まだ、それほど目立ったエイジングサインがないという場合には、次の例のように、一つの成分でたくさんのはたらきのある成分が配合されたものがオススメです。
■ビタミンC誘導体
メラニン色素の生成を抑制、抗酸化作用、抗炎症作用、皮脂分泌抑制、コラーゲン産生など
■ナールスゲン
保湿、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、HSP47、HSP70産生サポート、表皮のグルタチオンを増やす(抗酸化作用)など
■プロテオグリカン
優れた保湿効果、EGF(ヒトオリゴペプチド-1)様作用、抗酸化作用、コラーゲン産生、ヒアルロン酸産生
■ヒト型セラミド
水分を挟み込んで保湿。エイジングケアを考える際の保湿成分としてとてもオススメです。
■スクワラン
スクワレンというお肌の皮脂に含まれる成分に水素を添加し、酸化しにくくした保湿成分で、オイルですがサラっとしていて肌になじみやすいです。
まとめ
まだエイジングケアをはじめていない方は今日の記事を参考に、30歳前後を目安にしてみてください。30歳以上であっても、気になりだしたらその時がタイミングです。
その時をずっと先延ばしにせずに、「今から始める」ということが大切です。
この記事が、みなさまのエイジングケアのお役に立てれば