しわの予防法とできてしまったしわの治療法

目立つ前にしわを予防したい女性

今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「しわを取る、消す対策は本気で!10の改善法と7の美容医療」を参考に、しわ予防のための10のエイジングケア対策と7の美容医療によるしわ治療をご紹介します。

しわの種類

しわとは、肌を構成する成分が老化などで、不均一になった状態です。
しわの種類には、乾燥肌が原因の小じわ、真皮の線維芽細胞の衰えや紫外線のダメージなどでコラーゲンやエラスチンなどが減少や変性することが原因の真皮じわ、表情のクセが原因の表情じわの3タイプがあります。また、しわは、おでこ、目元、口元など顔のパーツによってその原因や対策が異なり、手肌や首など顔以外でもしわは目立つことがあり、その原因や対策も異なります。
しわ対策の基本は、しわ予防としわ治療に分かれます。どのタイプのしわにも予防美容的なエイジングケアは可能です。表皮や乳頭層までのしわの対策は、エイジングケア化粧品で改善が見込めることもありますが、真皮の乳頭層より奥の肌で起こったしわの対策は、エイジングケア化粧品や外用薬で改善することはできず、外科的な措置、光・熱などを使った美容医療が必要です。

10のエイジングケア方法

①保湿と乾燥肌対策
セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分配合の保湿化粧品を選びましょう。化粧水だけでなく、美容液や保湿クリームも使ってしっかり保湿しましょう。
②紫外線対策
日焼け止めや日傘やサングラスなどを用いて、1年中行いましょう。
③エイジングケア化粧品
抗酸化作用のある成分やコラーゲンやエラスチンを増やすことをサポートするエイジングケア化粧品成分、肌細胞を活発化させるエイジングケア化粧品成分などが配合されている化粧品を、30歳ごろから取り入れましょう。
④フェイスマッサージやエクササイズ
正しいやり方で、血行やリンパの流れをよくしたり、表情筋をほぐしたりしましょう。
⑤皮脂やメイクの汚れを持ち越さない
メイクや皮脂汚れが残っていることが原因で肌が酸化しないよう、毛穴汚れをしっかり落とせるクレンジング料や洗顔料を使い、肌に負担をかけずに行いましょう。
⑥しわ対策のための食事
コラーゲンやエラスチンの生成を助ける栄養素を摂るようにしましょう。
⑦十分な睡眠
⑧血液の流れをよくする
⑨ストレスをためない
⑩肌を刺激しない

7の美容医療

①外用の医薬品による治療
代表的な外用薬は、肌のターンオーバーを促進するはたらきや真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するはたらきがあるレチノイン酸です。
②ケミカルピーリングによる治療
「AHA」や「BHA」といった酸のはたらきで、皮膚表面の角質をはがし新しい細胞を生み出す治療法です。
③注射による治療
コラーゲン、ヒアルロン酸、ボツリヌス菌などを注射により注入する治療法です。
④レーザーによる治療
皮膚の表面にレーザーで刺激を与え、肌のターンオーバーを促す治療法です。
⑤ラジオ波治療
電気的エネルギーを皮膚深部に伝えることで、しわの改善を試みる治療法です。
⑥外科的手術による治療
代表的な外科手術はフェイスリフトです。フェイスリフトは、頬や首周り、目尻の下がりなど、顔のたるみを全体的に取り除く手術です。
⑦線維芽細胞培養による再生医療
耳の裏側など紫外線のダメージが少ない自分の皮膚の線維芽細胞を取り出し、それを培養して増やした後、しわのある場所に注入する治療法です。

まとめ

しわ予防のための10のエイジングケア対策と7の美容医療によるしわ治療をご紹介しました。
しわは目立ってから改善を目指すよりも、予防で対策することが大切です。
この記事を参考に、複数の対策を組みあわせ、継続的に、目立つ前からしっかりとエイジングケアを行いましょう。

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