日焼け止めは上手に使い分けることで、美肌を手に入れることができます。
しかし、間違った選び方をしてしまうと、さまざまな肌悩みの原因となってしまいます。
今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「日焼け止めの使い分けと選び方は、年齢・季節・利用シーンで!」を参考に、日焼け止めの上手な使い分け方をご紹介します。
「日焼け止めはなぜ必要なの?」
「日焼け止めの使い分けの基本は?」
「肌タイプによって日焼け止めはどう使い分けるの?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
日焼け止めの必要性
紫外線は日焼けをはじめ、お肌のシミや免疫低下などの肌ダメージの原因となります。
そんな肌ダメージを防ぐために、日焼け止めは必要不可欠です。
特に日本は四季があり、地上の高低差も多いため、季節や気候によって日焼け止めを使い分けることがとても大切です。
日焼け止めの使い分けの基本
紫外線には、長期的な肌老化である光老化の原因となるUVA(紫外線A波)、短時間で肌に赤みや炎症をもたらすUVB(紫外線 B波)、地球には届かないUVC(紫外線C波)の3種類があり、日焼け止めはUVAとUVBをカットできるものが基本となっています。
UVAがカットできるものは、「+」~「++++」の4段階で表される「PA」という指標を参考に選びましょう。
また、UVBがカットできるものは、1〜50+で表される「SPF」という指標を参考に選びましょう。
また、紫外線吸収剤が含まれる「ケミカル」と、紫外線散乱剤が含まれる「ノンケミカル」という違いもあります。
これらの違いを知って、日焼け止めを使い分けていきましょう
日焼け止めのタイプや使用シーンでの使い分け
日焼け止めのタイプには、4種類あります。
- UVカット効果が持続しやすいクリームタイプ
- 保湿力が高く、乾燥肌でも使いやすいジェルタイプ
- べたつき感が少ないスプレータイプ
- 優しいものが多く、敏感肌でも使いやすいパウダータイプ
次に、シーン別の日焼け止めの選び方です。
夏の炎天下や冬にスキーをする場合は、強い紫外線を浴びることになるため、SPF50+やPA++++の日焼け止めがおすすめです。
春や秋に屋外で軽いスポーツをする場合は、SPF30やPA+++程度の日焼け止めを選ぶとよいでしょう。
冬の外出の場合は、SPF5以上・PA+以上が目安なので、紫外線対策より肌に優しいものを優先して選びましょう。
肌タイプや肌質と日焼け止めの関係は?
日本人の肌タイプは、3つのタイプに分類されます。
タイプ1:紫外線による日焼けですぐに赤くなり、あまり黒くならないタイプ
タイプ2:ある程度赤くなって、ある程度黒くなるスキンタイプ
タイプ3:紫外線に当たってもあまり赤くならず、黒くなりやすいタイプ
タイプ1>タイプ2>タイプ3の順に高いUVカット力が必要になるので、自分の肌タイプにあうものを選びましょう。
また、普通肌や脂性肌の方は、比較的刺激に強いのでSPFやPAの高いケミカルの日焼け止めを選んでもよいですが、混合肌、乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌の方は、優しいタイプのノンケミカルの日焼け止めを選んだほうがよいでしょう。
まとめ
紫外線はさまざまな肌ダメージの原因となるものです。
そのような紫外線の対策は、紫外線についての理解を深めて、自分の肌質や季節などに合わせた日焼け止めを選んで使うことがとても大切です。
この記事が、あなたの上手な日焼け止めの選び方や使い方の参考に