お肌の保湿に大切なNMF(天然保湿因子)を詳しく知ろう!

NMF(天然保湿因子)を意識してスキンケアを行う女性

保湿成分の1つNMF(天然保湿因子)は加齢とともに減少していきます。そのため、化粧品で補う必要があります。

今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「NMF(天然保湿因子)は保湿に大切!表皮の角層にある成分」
を参考に、NMF(天然保湿因子)とは何か、そのはたらきやエイジングケア化粧品との関係、さらにNMF(天然保湿因子)を維持するためのスキンケアや日常生活についてご紹介します。

「NMFってどんなものなのか」
「NMFを補える化粧品があるのか」

など、気になる方はぜひご覧ください。

NMFはどんなもの?

NMFとは、お肌の表皮の角質細胞内にある水分を保持するはたらきをする成分で、日本語では、「天然保湿因子」と呼びます。
NMFはターンオーバーの過程でつくられます。
NMFは、ヒトが元々持っているアミノ酸やミネラルなど、水となじみがよく水分を抱え込む機能がある成分の総称で、その組成は、アミノ酸、ピロリドンカルボン酸(およびその塩)、乳酸塩、尿素のほか、ミネラル塩類、有機酸(およびその塩)などの低分子の成分です。
最も多いアミノ酸もさまざまなアミノ酸が混じっており、NMFの半分以上がアミノ酸系の成分なのです。

NMF、角質細胞間脂質、皮脂膜の3つを保湿の三大因子と呼びます。
この3つの成分が、それぞれの役割を果たすことにより、保湿機能全体を担っています。
さらに、この3つが正常にはたらくことで、正常なバリア機能が保たれ、潤いのあるお肌を保つのです。

保湿とは以下の3つが全て機能することが大切です。
・お肌に水分を与える(Give Water)
・その水分を保湿成分で保持する(Keep Water)
・水分が蒸発しないようにふたをする(Cover Water)

角質細胞間脂質は、水分を角質の中で層をつくって挟み込んで保湿を担います。
皮脂膜は、天然の保湿クリームとして、水分の蒸発を防ぐのです。
NMFは、水分を吸着して保湿する役割を担い、角質層の弾力性や柔軟性を保つはたらきがあります。
また、肌のpHを下げ、弱酸性に保つはたらきがあり、皮脂常在菌のバランスを整えることで肌のハリやツヤが保たれます。
NMFが少なければ乾燥を防ぐ力が衰え、乾燥肌やそれが原因のくすみや肌荒れになることもあります。

NMFを維持するために心がけることは?

NMFは、お肌のターンオーバーが正常な場合、お肌の細胞の生まれ変わりとともにつくられていますが、ターンオーバーが遅くなればうまくつくれないこともあります。
また、NMFは、年齢とともに減少してしまいます。
その結果、乾燥肌をもたらすこともあるので、NMFを構成するアミノ酸配合のエイジングケア化粧品を使うことで、これを補います。
エイジングケア化粧品には、保湿成分が配合されるものが有名ですが、お肌のNMF(の成分と一致するアミノ酸成分を含む製品も、保湿力を高めるために存在しているのです。
アミノ酸を多く含むおすすめの美容液が「ナールス ネオ」です。アミノ酸以外にも高保湿成分、推奨濃度のエイジングケア化粧品成分を配合しています。

化粧品でNMFを補うことも大切ですが、NMFが流出しないように、クレンジングや洗顔は低刺激のものを選び優しく行いましょう。
また、質の高いアミノ酸を摂り入れる食生活を意識し、適度な運動や質の高い睡眠でリズムを整えることも大切です。

まとめ

NMFのはたらきや、エイジングケア化粧品との関係についてご紹介しました。
NMFは、ヒトの表皮にあって、保湿やバリア機能を維持するためにとても大切な成分ですが、加齢で減少してしまいます。
この記事を参考に、バランスのよい生活とエイジングケアやスキンケアでNMFの維持を意識しましょう。

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