乾燥性敏感肌って何が問題?原因と対策の基本

乾燥性敏感肌とは?

乾燥性敏感肌って聞いたことありますか?
これは、いわゆる敏感肌の中で肌の乾燥が原因のもの。
つまり、NMF(天然保湿因子)やセラミド、皮脂が不足し、バリア機能が弱くなって肌の水分保持能が低下した肌状態です。
いわば、ひどい乾燥肌です。

どうなるかというと、外部からの刺激(気温の変化・ハウスダストなどのアレルゲン・雑菌・紫外線など)に対して、肌が過敏に反応して赤みやひりひり感を感じてしまうのです。

今回はナールスエイジングケアアカデミーの記事である乾燥性敏感肌ってどんな肌質?原因と改善の対策を参考に原因と対策をご紹介します。

お肌のバリア機能とは?

皮膚は、体を外部刺激から守る役割があります。
皮膚は、表皮・真皮と皮下組織で構成されています。
表皮は外側から、角質層・(透明層)・顆粒層・有棘層・基底層と4~5つの層から構成されています。
表皮の最上部にある角質層は、わずか0.01~0.02mmと薄い組織です。
それが、体全体をカバーして、外部からの刺激や異物の侵入を防ぎます。また、逆に皮膚にある水分の喪失を防ぎます。
これがバリア機能です。
つまり、カラダの門番のようなとても大切な役割を担っているのです。

そんな角質には、セラミドや天然保湿因子(NMF)があります。
セラミドは角質層で水分を挟み込んで保水します。
天然保湿因子(NMF)は水分を吸着して保水します。
その結果、お肌がみずみずしく保たれ、また表面を覆う皮脂膜とともに外部刺激からのバリア機能が発揮されているのです。

乾燥性敏感肌の原因

健康なお肌はバリア機能が正しくはたらいています。
しかし、加齢、女性ホルモンのバランスの乱れや減少、よくないライフスタイル、間違った洗顔やクレンジング、紫外線によるお肌の酸化やダメージ、外気の乾燥、急激な温度や湿度の変化、大気汚染、花粉などのアレルギー源、ストレスなどで肌の水分量やセラミドが減ると、バリア機能の低下を招きます。

そして、お肌の水分は失われ外部の刺激に弱い肌状態に陥るのです。

その結果、乾燥肌とともに刺激やアレルゲンによる肌荒れなど、肌がトラブルを起こしやすい状態になってしまいます。

これが、乾燥性敏感肌です。

また、アトピー性皮膚炎の方は、セラミドの量が少ないことが知られています。

乾燥性敏感肌の予防や改善のために

乾燥性敏感肌の対策は乾燥肌対策です。
お肌の保湿力を高めておくことが予防になります。
顔は美容液や保湿クリームでスキンケアやエイジングケアをしっかり行われる方も多いと思います。
セラミド美容液やセラミドクリームを使いましょう。
また、ボディの乾燥肌対策をしっかり行いましょう。
水分の蒸発を防ぐエモリエント成分を配合したボディクリームで乾燥性敏感肌を防ぎましょう。

さらに優しいクレンジングや紫外線対策も乾燥性敏感肌の予防や改善には大切です。

まとめ

ナールスエイジングケアアカデミーの記事である「乾燥性敏感肌ってどんな肌質?原因と改善の対策」を参考に乾燥性敏感肌の原因と対策をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
乾燥性敏感肌の原因はバリア機能の低下。
だから、保湿、清潔、紫外線対策でしっかりとバリア機能を守ることが大切です。
上手なスキンケアとエイジングケアで乾燥性敏感肌の対策を行いましょう。

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