今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「たるみは年齢と男女で違う!肌悩みのエイジングケアは?」を参考に、たるみの年齢別の状態とエイジングケアについてご紹介します。
たるみの原因
たるみの主な原因は、真皮の衰えによる肌弾力の低下、表情筋など筋肉の衰え、真皮と皮下組織の結合力の低下、皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化です。
ほかにも、むくみや悪い姿勢、活性酸素による酸化、糖化、紫外線による光老化、乾燥肌、喫煙、睡眠不足などもたるみの要因となります。
また、男性の肌は女性に比べて、真皮が厚く、皮脂分泌量が多く、皮脂分泌の低下の年代が遅いなどの特徴があり、女性よりたるみにくいと言えます。しかし、予防やケアを怠れば、男性でも早くたるみになってしまうので、性別関係なくたるみ予防をすることが大切です。
年代別のたるみの状態とケア
①20代
20歳前半では、肌のたるみを意識することはまれです。しかし、20代後半からはコラーゲンやエラスチンが減少することで、肌の内側ではたるみが進みつつあるので、エイジングケアを考え始めましょう。
②30代
たるみで悩むケースは少ない年代ですが、コラーゲンとエラスチンの衰えが続き、エイジングサインがみられ始めるので、エイジングケアを本格的に考えなければなりません。
③40代
さらにコラーゲンやエラスチンの衰えは続き、重力の影響を受けやすい頬やあごの周りのたるみが目立ってしまうこともあります。そのようなたるみによるしわはエイジングケア化粧品だけでは解決できません。40代は、これ以上エイジングサインを進展させないように、しっかりと全身のエイジングケアをする時です。
④50代
皮膚の弾性はますます低下し、たるみだけでなく、深いほうれい線、首や眉間のしわなど、さまざまなエイジングサインが目立ってきます。エイジングケア化粧品では対策できないたるみも増える50代で、目立つたるみの大きな改善を望む場合は、美容医療が必要です。
⑤60代以降
さらに皮膚は薄くなり、たるみだけでなく、しみ、今まで以上の乾燥など、さまざまな肌悩みが起こります。この年代のたるみも、エイジングケア化粧品では対策できないことが多々あり、加齢自体は避けられないですが、毎日の生活習慣でよいものは続け、悪ければ変える努力をしましょう。
まとめ
たるみの年齢別の状態とエイジングケアについてご紹介しました。
20代では目立たないたるみですが、肌の内側では加齢による衰えが進んでいます。そのため、目立つ前からの予防美容として、生活習慣を整え、エイジングケアをしっかり行うことが大切です。
この記事を参考に、アンチエイジングを意識した生活習慣を心がけ、エイジングケア化粧品を上手に取り入れて、たるみ予防をしましょう。