今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「おすすめのプロテオグリカン美容液はランキングで選ばない！」を参考に、プロテオグリカン配合美容液の選び方や使い方のコツをご紹介します。
プロテオグリカンとは？
プロテオグリカンとは、「たんぱく質」と「糖」が結合してできた、糖タンパクの1種です。単体の成分ではなく、成分全体の総称なので、グリコサミノグリカンを構成している糖鎖の種類によって、プロテオグリカンはいくつかのタイプに分類されます。肌においてはクッションの役割を果たし、ハリや弾力を支えてくれます。また、ひざなどの関節にある軟骨の中では、外部からの衝撃を緩和するクッションとしてはたらきます。
化粧水成分としてのプロテオグリカンは、ヒアルロン酸に劣らない高い保湿効果があり、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすはたらきもあります。こうしたはたらきから乾燥肌対策に優れた成分の1つといえます。
また、毒性や刺激性はなく、アレルギーの報告もない安全性の高い成分なので、どんな肌質でも使いやすいエイジングケア化粧品成分です。
プロテオグリカン配合美容液の選び方と使い方
美容液は、基本的に化粧水の後に使うもので、水溶性成分と油溶性成分がともに凝縮して配合されているので、保湿を強化して、肌のバリア機能やターンオーバーを整えることができます。
プロテオグリカン配合のエイジングケア美容液では、保湿成分だけではなく、酸化を防ぐ成分やコラーゲンやエラスチンを増やすはたらきのあるエイジングケア化粧品成分が配合されているので、予防美容としてのアイテムとして効果を発揮します。
プロテオグリカン配合美容液といっても、配合量はさまざまです。プロテオグリカンの効果をより実感するには、美容液の裏面の成分表示を見て、プロテオグリカンの配合量が多いかどうか確認することが大切です。また、プロテオグリカン以外の水溶性成分をチェックすることも重要なポイントとなります。プロテオグリカンは、水分を抱え込んで保湿力を発揮するタイプの成分なので、グリセリン、アミノ酸などの水分を吸着するタイプの成分を組み合わせることでお互いが補完できます。さらに、配合されている油溶性成分をチェックすることも大切です。スクワランやシアバター、アルガンオイルなどの美容オイルが配合されているかどうかもチェックしましょう。
ほかにも、水溶性成分ではナールスゲンや水溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体APPSなど、油溶性成分ではビタミンA誘導体レチノールや油溶性ビタミンC誘導体など、コラーゲンを増やす成分や酸化を防ぐ作用のあるエイジングケア化粧品成分が一緒に配合されていることもポイントです。
プロテオグリカン配合の美容液の使い方のコツは、特別なものがあるわけではなく、一般的な美容液と同じように、化粧水の後に使う、適量を優しくつけるなど、正しい使い方のポイントをおさえましょう。
プロテオグリカン配合美容液で改善できる肌悩み
プロテオグリカン美容液は保湿力が高いので、しっかり保湿することができ、乾燥肌の改善が期待できます。その結果、くすみ、毛穴の黒ずみ、目元のしわなどが予防できます。また、エイジングケア成分が入ったプロテオグリカン美容液を使うことで、シミやシワ、たるみなどのエイジングサインの予防美容につながります。
プロテオグリカン配合美容液は、さまざまな肌質、年代、肌老化、肌悩みなどに使えるアイテムなので、自分に合ったものを選びましょう。
まとめ
プロテオグリカン配合美容液の選び方や使い方のコツをご紹介しました。
プロテオグリカン配合美容液は、他の保湿成分やエイジングケア化粧品成分にも注意して選ぶことが大切です。
この記事を参考に、自分に合ったプロテオグリカン配合の美容液を選んで、保湿やエイジングケアに役立ててください。