近ごろ温かい日が増えて、空気の乾燥が和らぎ、お肌の乾燥はそれほど気にならなくなってきました。その点はとても良いのですが、これからは皮脂の分泌量が増えて、毛穴が気になり始めるのではないかという予感です。
毛穴悩みにはいろいろありますが、一番気になるのが毛穴の黒ずみではないでしょうか?
個人的には、いくらお肌にハリと潤いがあっても、毛穴が黒ずんでいるというだけで、すべてが台無しになるくらいの破壊力をもっている、と思っています。
毛穴が黒ずんでいると、ちょっと清潔感も損なわれますしね。
ぜひ予防と改善に努めたいところです。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「おすすめしたい人気の毛穴の黒ずみ対策化粧水!11アイテムをご紹介」を参考にして、毛穴の黒ずみ対策化粧水の選び方などについてお伝えしようと思います。
毛穴の黒ずみにはいくつかのパターンがある
毛穴の黒ずみといえば、皮脂や角栓、汚れが酸化したものをイメージするかと思いますが、「毛穴が黒く見える」ということでいえば、いくつかパターンがあります。
具体的には、主に次の6つがあります。
1)過剰な皮脂や肥大化した角栓で毛穴が黒くみえる
2)皮脂や角栓、汚れが酸化して黒くなる
3)メラニンが自然に排出されず蓄積されて黒ずむ
4)乾燥で毛穴周りのキメが乱れ、毛穴が開いて黒くみえる
5)乾燥で皮脂が過剰分泌され、毛穴がつまって黒くみえる
6)ニキビ跡にできるクレーター毛穴が、凹んでいるので黒くみえる
毛穴の黒ずみ対策化粧水を選ぶポイント
6つものパターンをご紹介したので迷わせてしまったかもしれませんが、毛穴の黒ずみや開きの原因をまとめると、皮脂が酸化することやターンオーバーが乱れることです。
そのため、毛穴の黒ずみ対策化粧水を選ぶときには、皮脂をコントロールできる成分、酸化を防ぐ成分、炎症を鎮める成分、保湿成分などがバランスよく配合されているものを選ぶことが大切になります。
では、それぞれおすすめの成分をご紹介します。
皮脂をコントロールできる成分
皮脂をコントロールするには、次のようなビタミンC誘導体がおすすめです。
・リン酸アスコルビルNa
・リン酸アスコルビルMg
・VCエチル
・APPS
・3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(セラミドプロモーター)など
酸化を防ぐ成分
酸化を防ぐ成分は、プラセンタエキス、ビタミンE誘導体、コエンザイムQ10、フラーレン、アスタキサンチン、レスベラトロール、金コロイド、エルゴチオネイン、ブドウエキスなどがおすすめです。
炎症を鎮める成分
炎症を鎮める成分には、アラントイン、グリチルリチン酸2K、ハマメリスエキス、アーチチョーク葉エキス、カワラヨモギ花エキス、オタネニンジン根エキス、イザヨイバラエキスなどがあります。
保湿成分
さまざまな保湿成分のなかでも、高い保湿効果が期待できる成分として、次の成分がおすすめです。
・プロテオグリカン
・ヒアルロン酸
・グルコシルセラミド
・トレハロース
・グリコシルトレハロース
これらに加えて、30代以上の年代の方は、ナールスゲンなどのエイジングケア効果のある成分が入っているものを選ぶことをおすすめします。
まとめ
毛穴の黒ずみにはいくつかのパターンがあること、毛穴の黒ずみ対策化粧水を選ぶポイントとおすすめの成分をご紹介しました。
もちろん、肌質や、そのときの肌状態に合った化粧水をえらぶことが大前提になりますので、その前提をもとに、自分のお肌に合った毛穴の黒ずみ対策化粧水を見つけていただければと思います。
この記事が、多くのみなさまの美肌づくりのお役に立つことができれば幸いです。