目も新型コロナウイルスの感染ルートだった
新型コロナウイルス感染症(通称COVID-19)が2020年に続き2021年も世界中で流行しています。
新型コロナウイルスは、口や鼻などの上気道の粘膜から感染することが良くしられています。
それに加えて、目の粘膜である結膜からも感染の可能性が指摘されています。まだ、明な点が多い新型コロナウイルス感染症ですが、少なくとも目からの侵入の予防対策も大切です。そこで、ナールスエイジングケアアカデミー編集部の「新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント」を参考にして正しいスキンケアやエイジングケアのポイントをご紹介します。
新型コロナウイルス感染症と結膜炎
新型コロナウイルス感染症において結膜炎は、どれくらい感染するでしょうか?
中国での研究報告では、新型コロナウイルス感染症が判明し入院した患者さんの0.8%~およそ3%に結膜炎症状が現れたという結果があります。
100人に1名から3名くらいのようです。
また、結膜炎では充血、分泌物の増加、結膜浮腫、流涙などの症状がでますが、一般的な結膜炎の症状と変わりはほとんどないようです。
もちろん、発熱、呼吸器症状といった新型コロナウイルスの症状はあります。
目からの新型コロナウイルス侵入を防ぐには?
咳やくしゃみなどの飛沫感染、ウイルスがついたドアノブやパソコンのキーボードを触った手で目をこすったり触ったりすることによる接触感染で新型コロナウイルスが侵入します。
また、飛沫より小さなエアロゾル感染の可能性も指摘されています。
これを防ぐ基本的な対策は手洗い(石鹸による十分な手洗い)、アルコール等で消毒することです。
つまり、洗っていない手で目を触らないことがポイントです。また、メガネやゴーグルでエアロゾル感染を防ぐことも大切です。
コンタクトレンズをしている方は、脱着のときに直接目に触れますので、目に触れる前後に十分な手洗いを行ってください。コンタクトレンズの消毒やこすり洗いもしっかりと行いましょう。
また、目薬を使っている方はさす前後に、十分に手洗いを行ってください。
まとめ
ナールスエイジングケアアカデミー編集部の「新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント」を参考にして目からのウイルス対策をご紹介しました。
2020年から今も続く新型コロナ感染。
マスクで口や鼻を防ぐだけでなく、目からの侵入も防ぎましょう。
この記事が少しでも新型コロナウイルスの目への侵入の対策の一助になれば幸いです。